日本の料理で大事なことは、季節感・色彩・味覚で、緑・赤・黄・白・黒の5色と酸味・苦味・甘味・辛味しおから味の五味で盛り付けも美しくておいしくて、栄養バランスも抜グンの料理ができる。

ちなみに調理法は五法といって「生・焼・煮・蒸・揚」これが基本である。

この時期は水分をよく取るため、食欲が落ちて、夏バテしやすいが、こういう時は、ヌルヌルやネバネバの食材がよい。うなぎ・ハモ・タコ・山芋・オクラetc.栄養分も多いしのどごしもよい。

私が小さい頃はうなぎのおなか部分が黄色いものが多かったが、今はほとんど白っぽい。これは天然と養殖の一番のちがいで、今は9割以上が養殖になっている。

養殖のなかでも浜名湖は有名で、これを関東では、背開きにし、焼いてから蒸すのが主流で関西は、腹開きをして、つけダレで焼く。まあ、どちらもうまいが個人的には、関東風がやわらかく、皮くさくないので好きである。

昔、私がうなぎ料理でいち番おいしかった料理を1つ紹介しましょう。セロリをゆばで巻いて、これをまたうなぎで巻き八幡巻き風にする。そして、つけダレで、網か鉄板で輪切りにしてやく、最高に美味です。