苺(いちご)

「ビタミンCの女王」と言われる程、ビタミンCを多く含んだ苺は、私達に一年を通じて親しみのある果物となっています。

品種改良が盛んに行われており、新しい品種を作るのには、少なくとも十年はかかると言われている中で、苺研究と栽培技術が「世界一」進んでいる日本では、時代と共にさまざまな品種を生み出してきました。

日本の苺の「美しさ」「おいしさ」には、外国人が一様に驚くと言われる程です。主な生産地は、栃木県、静岡県、徳島県、奈良県、福岡県、佐賀県、熊本県などです。

品種改良と栽培技術の進歩によって「露地栽培」から「石垣栽培」、「ハウス栽培」へと進み、寒冷地でも栽培できる様になりました。現在では沖縄県を除くほとんど全国で作られています。

大体一つの品種で5~6年しかピーク時がなく、すぐに新しい品種に変わっていきます。福羽、ダナー、ビクトリア、宝交早生、盛岡十六号、はるのか、ニューベリー、麗紅、アイベリ、さちのか、モモ苺、とよのか、女峰など数多くありますが、現在は「女峰」と「とよのか」が代表作といえます。又宝交早生を含めて三種類が占める割合は全体の89%となっています。

地域的には、女峰が栃木、静岡産が大勢を占めています。一方「とよのか」は、福岡、徳島県を中心に栽培され「西のとよのか」「東の女峰」と言われています。

苺は夏場の雨や冬場の日照時間等に影響されやすいので、気候条件に合った品種がそれぞれの土地で生産されていきます。最盛期は大体一月~四月でこの時期の苺が一番格安で、なおかつ美味しい季節と言えます。疲労回復、糖尿病、腎臓、肝臓等に効果があると言われています。